シーシャは体に悪い?数字で見るリスクと、正しい付き合い方
「シーシャって体に悪くないの?」と聞かれたら、正直にお答えします。安全ではありません。ただ、それだけで話を終わらせるのは雑だと思っています。「危険だからやめろ」も「水を通すから平気」も、どちらも思考停止です。今回は数字をきちんと並べたうえで、どう付き合うかをお伝えします。
■ よくある誤解:「水でろ過されるから安全」は本当か
シーシャは煙が水を通るのでマイルドに感じます。だから「浄化されている」と思いがちですが、数字を見るとそうではありません。水が除去できる有害物質は全体の3〜5%程度。ニコチンにいたっては5%未満しか水に溶けません。つまり95%以上はそのまま肺に届いています。
タール、一酸化炭素、重金属——これらは水にほとんど溶けず、まっすぐ通り抜けていきます。「マイルドな吸い心地」は水によって煙がわずかに冷やされ、刺激が和らぐためです。有害物質が除去されているわけではなく、あくまで体感の話にすぎません。「マイルドさ」と「無害さ」は、まったく別の話です。
■ 一酸化炭素(CO)のリスク
シーシャは炭でタバコ葉を間接的に熱する構造になっています。このとき、炭の不完全燃焼によって大量の一酸化炭素が発生します。60分のセッション1回で吸い込むCO量は少なくとも145mgとされており、これは紙巻きタバコ約8本分に相当します。
一酸化炭素は血液中のヘモグロビンと結びつき、酸素の運搬を妨げます。軽度の症状として頭痛・めまい・倦怠感が現れることがあり、換気の悪い密閉空間では特に注意が必要です。友人と長時間楽しんでいると、気づかないうちに相当量のCOを吸い込んでいることがあります。
■ タール・発がん性物質のリスク
タール量については、報告によってはシーシャの煙は紙巻きタバコの最大20倍に達するとされています。シーシャは1回のセッションが30分〜1時間と長く、燃焼量そのものが多いためです。一部は水に溶けるとはいえ、元の総量が桁違いに多いため、「肺に届く絶対量」では減っているとは言いがたい状況です。
また、使用するフレーバーによっては糖分や添加物も加熱されます。これらが熱分解されることで追加の有害物質が生成される可能性も指摘されています。「フルーツ系だから安全」という認識も、正確ではありません。
■ リスクを知ったうえで、どう付き合うか
ここが本題です。リスクがあることと、楽しんではいけないことはイコールではありません。お酒も、コーヒーも、摂りすぎれば体に影響します。大切なのはゼロかイチかではなく、頻度・量・環境を自分でコントロールすることです。
具体的には、3つのポイントが重要です。まず頻度です。週1回以下を目安にするだけで、体への蓄積負荷はかなり変わります。次に換気です。密閉空間での長時間滞在はCOが特に蓄積しやすくなります。換気のしっかりした空間を選ぶことが大切です。そして時間です。1セッションを60分以内に抑えることで、CO・タールの吸入量を一定以下に管理できます。
知識は怖がるためにあるのではなく、程よい距離感で付き合うためにあると思っています。
西麻布の39シーシャバーでは、換気環境にこだわり、炭の管理と交換タイミングを丁寧に行っています。ノンニコチンフレーバーへの対応もしておりますので、健康面が気になる方もお気軽にスタッフへご相談ください。
※この記事は健康リスクを正確に共有するためのものであり、喫煙を推奨するものではありません。持病のある方、妊娠中の方はご注意ください。
【店舗情報】
営業時間:金曜 21:00〜27:00(LO 26:00)
土曜 12:00〜18:00(LO 17:00)
アクセス:六本木駅 日比谷線(C1出口)から徒歩6分
予約 :インスタグラムのDMから
個室 :無
ソファー席:有
Instagram:https://www.instagram.com/3939shisha
2026年6月13日
